JOURNAL

ハーブガーデンの12ヶ月

ニューヨークにハイラインという公園がある、ハイラインとは、鉄道の高架のこと。使われなくなった高架線の跡地を全長2キロ近くにわたり空中緑道につくりかえ、市民の憩いの場となっている。話題となったのは、オランダ人のガーデナー「ピエト・オウドルフ」が手がけた遊歩道の両側につづく草原のような庭。道端の雑草のように見える様々な種類植物が植えられ、四季を通じて花や実や葉っぱの色の変化が楽しめる。オウドルフは、春夏秋冬、植物が枯れていく姿までも計算したされたと言われている。ハイラインとは言わないまでも、エブリシングサラダの前の庭も一年を通じて植物の変化が楽しめるようになっている。

小さな庭に10種類以上の植物が植えられている。
小さな庭に10種類以上の植物が植えられている。

ハーブガーデンのコンセプトは、南青山の小さな草原。とは言っても、花が咲き乱れるような派手な演出は避け、どの季節を訪れても、小さくて地味なハーブの花に出会えるようになっている。オープンの5月ごろに、ガラスのショーウインドーから見えていた、可愛い形の赤い実をつけていたのはジューンベリー。果実からジャムをつくることもある。おそらく、その次に実が熟すのはブルーベリー。秋になると紅葉するのでどんな色になるかお楽しみ。赤い小さな花は、チェリーセージ。春先から夏にかけて、秋から冬にかけて花の時期が年に2回ある。他にも、地面に這うように育つラベンダーと、上へまっすぐ伸びるように育つラベンダーなど、植物の品種を使い分けながらいつ訪れても小さな発見があるように設計されている。

ハーブガーデンを眺めながらランチを。
ハーブガーデンを眺めながらランチを。
ブルーベリーが色づきはじめる。
ブルーベリーが色づきはじめる。
表参道の小さな小さな草原
表参道の小さな小さな草原